愛犬家コンサルタントとは

愛犬家コンサルタントのエナオです🐶💛👩🏻

「これって聞いていいのかな?」と思うような小さな不安や疑問も相談しやすく、みなさまに常に寄り添える存在になりたいという気持ちを込めて、愛犬家コンサルタントと名乗っています。
私は「しつけ論」も「プロのこだわり」も持ちませんので、どうぞ気楽に話してくださいね。

愛犬との毎日の過ごし方、健康管理、心のケアなど、暮らしのあらゆるご相談に対応します。

愛犬との暮らしがもっと楽しく、もっと穏やかになるように。
「自分らしく」「愛犬らしく」を大切に、一緒に考えていくのが、私の目指す愛犬家コンサルタントです。

はじめに:犬との暮らしを、まるごと相談したいあなたへ

  • 「プロに相談するのはハードルが高い」
  • 「厳しく育てたいわけじゃないけれど、うちの子このままでいいのかな?と心配なことがある」
  • 「健康やごはん・遊び方のこと、誰に相談したらいいのか分からない」

そんな風に感じたこと、ありませんか?

私が「愛犬家コンサルタント」という、ちょっと聞き慣れない肩書きで活動しているのは、まさにそんな方のお役に立ちたいと思ったからです。

たとえば、日々のお手入れや健康管理、手作りごはんの悩み、遊びや運動不足、ちょっとした行動の変化…。

「トレーニング」「しつけ」の枠では語りきれない、愛犬との暮らしのリアルなあれこれを、もっと気軽に、まるごと相談できる場所があったらいいなと思って、このサービスをはじめました🐶☕

このページでは、そんな私自身のこと、そして「なぜこの仕事をはじめたのか?」を、ざっくばらんにお話ししています。

“愛犬家”になるまでの私

子どものころ、「犬がほしい」と願っていた私。ついに念願叶ってやってきたのが、ラブラドールレトリーバーの「ボブ」でした。

…が、実際に暮らしてみると、当時の私は「可愛がり方が分からない」子どもでした。

というのも、その頃は「甘やかすとよくない」「下に見られてはいけない」なんて飼育本に書いてある時代で、撫でたり抱きしめたりすることに制限がありました。
まだ小学生だった私は、興奮して荒ぶる大型犬のボブをちょっと怖く感じてしまうこともありました。

心の中に「可愛い」という気持ちはあるけれど、それをどう表現していいか分からなかったのです。

ようやくまっすぐに愛情表現できるようになったのは、ボブが年をとってから。
若い頃の猪突猛進が落ち着いて、静かにそばにいてくれるようになった頃でした。

私もボブも、お互いに、いつもただそばにいてくれることが嬉しかった。
家中私にくっついて歩くボブは、たまらなく愛しいおじいちゃん犬でした。

ボブが16歳になったある日。私が仕事の休みの日、目を覚ますと、よたよた歩いてきて、私のひざに顔を乗せて横になりました。

そのころ繰り返していた発作が起き、「大丈夫だよ、すぐに落ち着くからね」とさすっていた私のひざの上で、ボブはそのまま旅立ってしまいました。

どれだけ叫んでも動かないボブ。
そのとき初めて、私は弟のような存在のボブが先に旅立つということを、覚悟できていなかったと気づいたんです。

あの日、ボブは最後の力を振り絞って、私に助けを求めに来たのではないか。最期に「ありがとう」と「大好き」をちゃんと伝えられていたら。もっと生きてほしいと強く願っていたら…。そんな想いが心に残ったまま、後悔ばかりの時間を過ごしました。

でも、時間が経つうちに、ぼんやりと「ボブにもらった愛情を、いつか犬たちに返したいな」と思うようになっていきました。

決して「いい飼い主」ではなかった私を、いつも大好きでいてくれたボブ。どんな時でもそばにいてくれた、愛情深い子でした。

ボブがくれた幸せを、受け取ったままにしてはいけない、犬たちに返していかなくては…そんな思いが、日に日に大きくなっていきました。

私は、ボブのおかげで“愛犬家”になれたんだと思っています。

ぽたおとの出会いがくれた学び

そんな私が結婚後に家族に迎えたのが、コーギーの「ぽたお」でした。

これがまあ、予想の10倍くらい大変…!

それまで「犬=人間大好きなラブラドール」というイメージしかなかった私にとって、ぽたおとの暮らしは驚きの連続。

とにかく触られるのが苦手で噛む。あらゆる物・音・環境に怖がる…。

おもちゃにすら怯え、病院での爪切りで失神し、その怖がりな性格を深刻に思った私は、「抱っこ散歩」で様々な場所へ連れていきました。
…しかし、お散歩デビューでは足元から一歩も動かず、歩けるようになったのはそれからなんと3ヶ月以上後!

さらには、噛まれながらの足拭きやお手入れに1時間以上かかることも日常…。

ネットや本でしつけについて勉強していたけれど、書いてある通りにやってもうまくいかないどころか、悪化してる…?と感じる日々。

コロナ禍、安心して頼れるプロも見つけられず心細く過ごしていました。

ぽたおは私が呼んでも無反応、ドッグフードは吐き戻す、手作りごはんにすると皮膚が荒れる、おやつにも興味なし…。

もう、「どうしたらいいの?」の連続。

噛まれるたび、そっぽを向かれるたび、「嫌われてる?」「ダメ飼い主か…」と落ち込む日も多かったです。

飼い主として落ち込むことはあれど、そんなぽたおのことを「いい子にしよう」とは思えませんでした。
こんなに可愛くて、怖がりで、なんでも一生懸命な「そのままのぽたお」が大好きなのです。

この子が、無理せず、できるだけ怖い思いをせず、少しずつ「楽しいな」「嬉しいな」って感じてくれるような毎日を過ごせたらいい。

それだけを願って、少しずつ、ゆっくり、私なりに歩み寄っていきました。

ドッグトレーナーとして働いてみて

ぽたおは私にとって本当に育てるのが難しい子でしたが、愛情をもって育てていくうちに、笑顔を見せてくれることが増え、少しずつでも心を開いてくれているんだと感じられました。

とはいえ、愛情だけではどうにも解決できないこともあり、プロに依頼することを再検討していました。
しかし、そのころの私は、不安でいっぱいでした。

「怖がり=甘えと言われたり、トラウマになるようなことをされるのではないか」
ぽたおの個性を訓練で消してしまうのではないか」
「こんなに大切に育てているのに、たくさんいるうちの1頭として雑に扱われないか?」

悩んだ末、ぽたおを自力で「わが子」として育てていくために、チャレンジをしようと決めました。
そして、私はブリーダースタッフとして働きながら犬との経験を積み、ドッグトレーナーになりました。

…が。ここでもやはり、自分の性格がつくづく犬育てに向いていないのだと思い知らされてしまいました。

というのも、いわゆる才能あるドッグトレーナーの方は、犬に対する感性が鋭く、判断も早く冷静で、リーダーシップがあって…という方が多い。

私はというと、だいたい状況把握がワンテンポ遅く、何でも感情移入しやすい。
何より、犬をリードするより、犬のやりたいことに付き合う方が幸せという人間です。

それでも自分の選んだ道と思い、活躍しているトレーナーを見て回り、理論を勉強し、練習して、必死でした。

トンネルに挑戦したぽたお

そんな私でも、のべ5000頭以上の犬たちと過ごした経験から、犬育てのいろんな不安や疑問に対して、自分なりに答えを持てるようになってきたのです。

そうすると、ぽたおにも少しずつ変化がでてきました。
他犬に本気で怯え、人に触られるとパニックを起こし、新しい場所では私の足元で震えていたぽたおが、平常心をたもっていろんな環境で過ごせるようになっていく。
怖がることより楽しめることが増えてきた。

こういった変化は数えきれないほどありました。
私にとってそれは、奇跡と思えるほどのことでした。

4歳半を過ぎた今も、ぽたおは日々成長してくれています。
ぽたおがぽたおらしいまま、可愛らしいその表情のまま、成長できたこと。
私にとってはそれが何よりうれしいことです。

あの時焦らず、私らしい育て方を選ぶことができてよかったと、今ではそう思えています。

仕事も楽しめるようになってきた一方で、「この働き方は、自分の生き方には合っていないかもしれない」と思うようにもなりました。

私はボブを見送ってから、「愛犬が旅立つ瞬間に、いくつのキラキラした思い出を持たせてあげられるか」ということを大切にしてきました。
そのために、しつけやトレーニングを含めた生活のすべてがあるのだと考えています。

でも、トレーニングという枠で仕事をしていると、どうにも目先の方法論になってしまい、深く踏み込んで飼い主さんに寄り添えないと感じていました。

「こういう育て方って、ダメですよね?」
「甘やかしすぎでしょうか」
「厳しいのはあまり…」
「こんなこと聞いていいのか分からないんですけど…」

そんなふうに話し始める飼い主さんがたくさんいらっしゃる。

もっと気楽に“愛犬家として”話すことができるのならば、言えることはたくさんあるのに…という気持ちがありました。
「直す」「しつけ」という目線から、「一緒に暮らす方法」という目線に変えれば、一気に選択肢は増えるからです。

しつけ上正しいとは言えなくても、人も犬も幸せでいられる暮らし方を提案する仕事の方が、私には合っていると思ったのです。

実は、解決策を探すときに一番重要なのは、飼い主さんがどうしたいかという気持ち・価値観の整理だと考えています。
しかし、時間が決められたレッスン枠では、なかなかそこまで踏み込めない。

さらに、トレーニングは「やってみたけどうまくいかない」のが普通だけれど、次回のレッスンまで様子が分からない。

私の勉強のためにも、ぽたおとさまざまなレッスンに通いましたが、正直「高い…!」とも思っていました。
1回あたり5,000〜8,000円ほど、人気の先生だと10,000円以上。少なくとも4回以上通うのが前提になることがほとんどでした。

もっと身近で、頼りやすい相談の場所を作りたい。

しつけという視点にとらわれず、健康やごはん、暮らし全体を相談できる場所があればいい。

私は“ドッグトレーナー”という肩書きではない、新しい立ち位置を探し始めました。

“愛犬家コンサルタント”という選択

しつけやトレーニングの知識や技術って、スゴイものです。
ちょっとした知識ひとつで、愛犬との暮らしが劇的に変わることもある。

でも、「しつけを最優先」にする必要はないと個人的には考えています。

私は実際、「時々頑張る」くらいの愛犬中心のゆるーい育て方をしてきて、時間はかかりましたが、結果的にさまざまな問題を乗り越えてくることができました。
むしろ、「幸せなこと」を優先したからこそ、心折れながらも、なんとか立ち直って、愛犬を大切にし続けることができたのだと思います。
(今は次男ラブラドールの教育に絶賛悩み中ですが、またゆっくりやっていこうと思っています。)

犬を育てていれば、正しいことと幸せなことがイコールではない瞬間は、少なからずあると感じます。
そんなときにどうするのかは、人それぞれ、犬それぞれ、柔軟に考えてもいいのではないかと、私は思うんです。

正しいことをきっちりやった方が、早く問題を解決できるかもしれないし、愛犬の才能を伸ばすことができるかもしれません。
でもその間、笑顔がなくなってしまうなら、そんなに頑張らなくたっていいじゃない?というのが私の考えです。

「犬育ての正解」みたいな情報があふれていますが、それにハマらなくていい。
そんなスタンスで愛犬家のみなさまを支える仕事ができたら…。

こうした経験と思いから、「愛犬家コンサルタント」という肩書きをつくりました。

正しいことより、幸せなこと。

愛犬が愛犬らしく、成長していくこと。

飼い主さんも、飼い主さんらしくいられること。

これが私が大切にしていることです。

そして、それを実現するために、気軽に相談できる場所づくりをスタートしています。
▶️いぬトーク▶️わんコイン相談室

さらに、かけがえのない愛犬との暮らしを、より豊かにすることを目標に、「遊びの場」を作ったり(▶️遊びの天才決定戦)、今後はトンネル・ハードルなどの15分体験会も実施予定です。

追いかける理想の仕事には、まだまだ力不足で及ばないことが多い私ですが、それでもお客様の「また来ます」の言葉に支えられ、あきらめずに出来ています。

これから出会うすべての愛犬家様と愛犬様に、笑顔を増やすことができるよう、精進いたします🐾

経歴&資格

さまざまな面から愛犬との暮らしをサポートしています🐾

  • 動物取扱業
    訓練:24-野健福782-2
    保管:24-野健福654-6
  • ドッグトレーナー
  • ブリーダースタッフ
  • 愛犬飼育管理士
  • ペットフーディスト
  • 中医学、行動学、口腔ケア、皮膚学のセミナー等に随時参加
  • 愛犬は長男ぽたお(コーギー)と次男ふむふむ(ラブラドール)

現在は独立し、愛犬との暮らし方に関するご相談、手づくりごはんに関するご相談をお受けしています。
また、千葉県野田市にて、ゲーム大会やドッグカフェ体験などのイベントを不定期に開催中です。

本格的なサービス提供開始は2026年1月17日を予定しています🐶
現在勉強しているセミナーや資格から、愛犬の筋トレ・ストレッチ、温熱療法に関するサービスもご提供を順次開始する予定です。

あなたにメッセージ

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

きっと今、何かしら「うちの子との暮らし、これでいいのかな?」と感じていたり、誰かに話したい気持ちを抱えていたりするのではないでしょうか。
だからこそここまでの長文を読んで、一生懸命相談できる場所を探していらっしゃるのだと思います。

誰かに相談するって、勇気がいるものですよね。
私も、愛犬との暮らしの中で何度もそう感じました。

私は「専門家」としてアドバイスする前に、まずは「同じ飼い主」としてお話をうかがい、ほっとできる時間をお届けしたいと思っています。
肩の力を抜いて、近所の犬好き同士で話すような感覚でお話しいただければ嬉しいです。

私がサポートするのは、気持ちや課題の整理から、「こんな方法があります」というところまで。
実際に育て、愛情を注いでいくのは、飼い主さんなのです。
だからこそ、「それはやりたくない」「もっとこんなふうに育てたい」そんな気持ちを率直にお話ししていただけるように、たくさんの選択肢を用意してお待ちしております。
そして、あなたが納得のいく育て方をできることが、私にとっての喜びです🍀

あなたと、あなたの大切な愛犬が、そのままの関係で、もっと笑って過ごせますように🌼

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